BSIグループジャパン（英国規格協会）、ワコールアイネクストに特例子会社として 京都初（※1）となるISO/IEC 27001、ISO/IEC 27701認証を授与
BSIグループジャパン株式会社（所在地：横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長：漆原 将樹）は、株式会社ワコールホールディングス（本社：京都市、代表取締役 社長執行役員：矢島 昌明）の特例子会社であるワコールアイネクスト株式会社（本社：京都市、社長：鳥屋尾 優子、以下 ワコールアイネクスト）に対し、情報セキュリティマネジメントシステム「ISO/IEC 27001:2022（※2）」および、プライバシー情報マネジメントシステム「ISO/IEC 27701:2019（※3）」を認証しました。
2024年3月13日に行われた認証授与式にて
写真左より、ワコールアイネクスト株式会社 代表取締役社長 鳥屋尾 優子様、BSIグループジャパン株式会社 営業本部 ビジネス開発部長 石上 博人
昨今、組織を狙うサイバー攻撃が増加し、その攻撃等によって組織が保有する重要な情報の漏えいや情報の不正利用が増加の一途をたどり、経営や事業に対し大きなダメージを与える事故や事件となっています。このような背景により、企業はより一層の対策を迫られ、自社の情報セキュリティの体制について見直す企業の増加につながっています。情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）である国際規格 ISO/IEC 27001:2022の重要性が見直され、日本国内における認証取得件数は、7,315組織（2023年4月末 ISMS-AC発表）と増加しつづけています。
また、特にプライバシー情報が重要視されている今、これらの情報の保護の仕組みを構築することに注力する組織が多くなってきています。ISO/IEC 27701を導入することで、組織が個人情報を管理する方法など、世界中のプライバシー規制の順守の仕組みを組み込み、実証することが可能になります。
ワコールアイネクストは、発注元企業の生産性向上およびオフィス環境の整備のためのビジネスサポートサービスを提供しています。その過程で発生する顧客との情報交換において、情報セキュリティおよび個人情報保護は経営上の重要な責務という認識から、ISO/IEC 27001およびISO/IEC 27701の同時取得を目指し、この度の認証取得に至りました。
■ワコールアイネクストのコメント
― 認証取得の目的と今後の活用について
ワコールアイネクストは発注元企業の生産性向上およびオフィス環境の整備のためのビジネスサポートサービスを提供しています。お客さまよりさまざまな情報をお預かりすることから、情報セキュリティおよび個人情報保護は経営上の重要な責務と認識しており、情報セキュリティ体制の強化のため、ISO/IEC 27001およびISO/IEC 27701を取得しました。審査・認証にあたっては、当社の情報セキュリティに対する取組みと見直しの強化、従業員一人ひとりがセキュリティに対する理解を深め、この認証取得に繋がりました。今後はワコールグループ企業のみならず外部へのサービス提供拡大を目指します。
■ワコールアイネクストについて
ワコールアイネクストは、障がいを持つメンバーの可能性をひらく活躍機会の創出と雇用促進を目的として2018年2月1日に株式会社ワコールホールディングスの特例子会社として設立しました。2018年12月19日付で厚生労働大臣（公共職業安定所長）より障害者雇用促進法に定める特例子会社の認定を受けています。
業務内容：ビジネスサポートサービス業務全般
- メールセンター業務（社内便、連絡便運航、郵便の集配・発送）
- オフィス環境業務（オフィス内清掃、オフィス外の清掃・緑化、リサイクルゴミ回収・分別）
- ビジネスサポート支援業務（文書の封入封緘発送、文書PDF化、データ入力などの定型業務）
- 印刷業務（印刷業務全般、ポスターやPOPなどの作成・加工、名刺作成・印刷）
- ビジネス営業業務（発注元企業における業務の生産性向上を目指した業務受託窓口）
- 企業における障がい者の採用及び人材育成に関するコンサルティング業務
株式会社ワコールホールディングス URL： https://www.wacoalholdings.jp/
株式会社ワコールホールディングスのプレスリリースはこちらをご確認ください
URLx： http://wacoalholdings.jp/news/2024/news20240401-1.html
